【2019年最新】1からわかる診療報酬ファクタリングの仕組みと契約前に見るべき7つのポイント

診療報酬債権を有する事業者が利用することができる診療報酬ファクタリング。

病院や医院、診療所や医療法人、歯科医などが利用することができるファクタリング方法になります。

そんな診療報酬ファクタリングの仕組みや流れについて本記事では詳しくご紹介します。

診療報酬ファクタリングとは?

病院などの医療機関は通常、患者様から医療費の3割負担分が入ってきます。

残り7割の医療費は支払基金である社保や国保連に申請しますが、7割全てが承認される訳ではなく、1~3%は減額されて2ヶ月後に入金されるのが一般的です。

社保や国保連から2ヶ月後に入金があるまで、残り3割のお金で経営しなければいけなく経営困難医院や歯科医が多いのが現状です。

 

ここで便利なサービスが診療報酬ファクタリングになります。

2ヶ月後に振り込まれる医療費の残り7割を早期に現金ができる便利なサービスです。

 

簡単に診療報酬ファクタリングについてご紹介しましたが、以下ではさらに詳しくご紹介していきます。

1からわかる診療報酬ファクタリングの仕組みと契約する前に見るべき7つのポイント

診療報酬ファクタリングとは?図解で解説

診療報酬ファクタリングは、診療報酬債権をファクタリング会社が買い取り、早期に現金化できる新しい資金調達方法になります。

上記図は3社間での診療報酬ファクタリングの流れを表しています。

あなたの医院とファクタリング会社と支払基金(社保、国保連)の3社間で契約し、資金調達するのが3社間ファクタリングの仕組みになります。

診療報酬ファクタリングには2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類の取引形態があり、どちらもメリット・デメリットが存在します。

詳しく知りたい方は以下をあわせてお読みください。

>診療報酬ファクタリングの2社間と3社間の違い

 

診療報酬ファクタリングの仕組み

診療報酬ファクタリングは銀行の融資や貸金とは全く別ものになります。

借り貸しなどのイメージがあるかもしれませんが、ファクタリングはそのような概念がありません。

あなたの医院とファクタリング会社が契約後、2ヶ月分(前月と当月)の診療報酬債権(レセプト)をファクタリング会社が買い取り、手数料を差し引いた金額を当月に2ヶ月分入金する仕組みになっています。

 

診療報酬ファクタリングの流れ

<通常の医療機関のレセプト請求の流れ>

医院→レセプトを国保連に請求→審査→2ヶ月後減額されたレセが入金

<診療報酬ファクタリングを使った医療機関のレセプト請求の流れ>

①医療ファクタリング会社と契約→レセプト債権(国保連)が医療ファクタリング会社に移行

②医療ファクタリング会社→医療・介護施設にレセ買い取り金額(手数料をひいいた分)2ヶ月分を振込み

③国保連からの振込先が医療ファクタリング会社になる。
(国保連は支払先があなたの医療機関から医療ファクタリング会社に変更されただけ)

簡単にまとめると

  • あなたの医院はファクタリング会社から手数料を惹かれたレセ金額2ヶ月分が振り込まれる
  • 国保連のレセ入金がファクタリング会社に変更される

 

診療報酬ファクタリングの種類

診療報酬ファクタリングや医療ファクタリング、介護報酬ファクタリングや調剤報酬ファクタリングなど医療機関のファクタリングでも数種類のファクタリングがあり、わからずらいですよね。

  • 診療報酬ファクタリング
  • 介護報酬ファクタリング
  • 調剤報酬ファクタリング

この3つを総称して、医療ファクタリングと呼びます。

3つを括って医療ファクタリングと呼びますので勘違いしないようにしてください。

 

診療報酬ファクタリングのメリット

  • 銀行で融資を断られた方でも利用できる
  • 融資と違い負債にならない
  • 保証人や担保は貸すわけではないので不要
  • 信用情報を照会することはないのでブラックや税金未納の方でも利用可能
  • すぐに資金調達可能
  • レセプト請求するのに国保連への手続きが面倒な方
  • 資金繰りが楽になる
  • キャッシュフローが改善される

診療報酬ファクタリングのデメリット

  • 診療報酬債権を全額は買い取ってくれない
  • 一度利用すると便利すぎてなかなか抜け出せない

診療報酬ファクタリングの審査は?

審査に関しては銀行の融資などとは違い非常に緩いです。

そもそもファクタリングは銀行の融資や貸金とは全く別モノです。

ファクタリングは借りるということではなく、あなたの医院の診療報酬債権(レセプト債権)を買い取り早期現金化する仕組みになっているからです。

そのため

  • 貸金、融資ではないため、個人情報の審査も保証人も必要なし。
  • 病院の規模や経営状況の審査も緩い(レセプトあればOK)
  • たとえ経営者自身の個人カードが焦げ付いていても関係なし

経営者自信が信用情報ブラックの場合は、税金未納の場合でもファクタリングは金融ではないため、信用情報の照会は行わないため問題なし!

 

以下ではファクタリング会社と契約する前に確認するべき7のポイントをご紹介していきます。

契約前に見るべきポイント①取引形態

2社間と3社間の2種類の取引形態がありますが、あなたの利用状況に合わせて選ぶ必要があります。

簡単にまとめると

2社間の場合:支払基金に資金調達している事が周知されない、バレない。

手数料は高い。支払いスピードは3社間に比べて早い。

 

3社間の場合:支払基金に債権譲渡通知を送るため資金調達している事が周知される。

手数料は安い、支払いスピードは2社間に比べて遅い

 

 

契約前に見るべきポイント②手数料

買取手数料以外にも契約事務手数料などさまざまな手数料が発生します。

各社を比較する場合はまずは買取手数料をチェックするべきです。

手数料が安い会社だと1.5%~、比較的安い手数料は2%~、高い会社だと5%~となっています。

手数料を公式サイトで記載していない会社もありますのでその際は問い合わせして確認しましょう。

 

契約前に見るべきポイント③掛目

レセプトは一般的に全額買い取れません。

掛目が設定されていて一般的には70~90%の掛目が設定されている会社が多い印象です。

例を上げると100万円のレセプトの場合、掛目が90%に設定されている場合は90万円が買取可能額になります。

より多く現金化したい場合にはこの「掛目」をチェックしましょう。

全額買取可能な会社もありますが手数料は高めの設定。その他95%の掛目を設定している会社もあります。

 

契約前に見るべきポイント④買取可能額

買取可能額も確認するべきポイントの1つになります。

下限や上限が設定されていることが多いです。

特に10~30万円などの少額取引したいと思っている方は調べるべきです。

50万円~という会社もあり、少額取引できない会社が多い印象。

その反対に数億円以上のファクタリングをしたい場合も、上限が5000万円という会社などがありますのでしっかり買取額はチェックしておきましょう。

 

契約前に見るべきポイント⑤買い取り可能月数

上記の買取額とは違い、買取可能が月数もチェックするべきポイントです。

1~5ヶ月分の診療報酬債権を買取可能な会社もあれば、2ヶ月分、3ヶ月分などの会社もあります。

買取可能な月数が多くなればそれだけ大きな資金調達ができますので、早急に大金が必要な場合には見るべきポイントの1つです。

 

契約前に見るべきポイント⑥現金化までのスピード

緊急時で早急に現金が必要なのか?計画的なファクタリングなのですぐには必要がない。

利用者によって緊急性は異なります。

現金化までのスピードが早い会社だと即日、当日、翌日に対応してくれる会社もあります。

一般的には2~3週間前後で、遅い会社だと一ヶ月かかるところもあります。

早急に現金が必要な場合は現金化までのスピードが最重要項目になります。

 

契約前に見るべきポイント⑦資本金

ファクタリング会社の資本金もチェックしましょう。

公開している会社もあればしていない会社もあります。

公開していない会社は、資本金が低くマイナスなイメージを持たれてしまう危険性があるため非公開にしているのかな?と個人的には推測しています。非公開ということで不透明な会社と捉えることもできます。

 

資本金が公開している会社は透明性も高い印象です。

また資本金が多いとそれだけ資金力が高いため、倒産のリスクや、数億などの大口の契約にもすぐに対応できます。

 

終わりに

診療報酬ファクタリングの仕組みと契約前に見るべき7つのポイントをご紹介しました。

ファクタリングは国も推奨している新しい資金調達方法になります。

聞き慣れない方は「怪しい」と疑ってしまいますが問題ありません。

ですが悪徳業者がいるのも事実で利用する場合はしっかり会社を選ぶ必要があります。

 

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